七つの海を渡って

落ち込むことがあっても、前向きにエネルギッシュに生きていきたいものです。そして、それを世の中の多くの人たちに伝播していければ…そんな思いを込めて。

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ニューヨーク ストーリー2

連日続く、ニューヨークのお話ですが、今日はあるシークエンス(連続性)のお話です。

ニューヨークって、ミッドタウンからアップタウンにかけては碁盤の目のように東西南北に道が走っていて、東から西に1st. Avenue, 2nd, avenue, 3rd avenue....となっています。ストリートも南から北に向かって、13th street, 14th street, 15th street... なので、ミッドタウンなんて本当に歩きやすいのですが、ダウンタウンは意外とゴチャゴチャしています。ストリートも変な風に走っているし、名前も全然違うし、この違いはなんだろうと思ったら、この辺は、「アメリカ」という国になる前にネイティブインディアンが住んでいたのだそうです。

実は、この話、地元の友達から聞いたのですが、私は以前ニューヨークに3年も住んでいたのに、初めて聞く話でした。

彼らは自然の知恵を生かし、実に効率的にあのマンハッタンの土地を利用していたようです。
その名残の最たるものがブロードウェイらしいのですが、ご存知の通り、ブロードウェイというのは、ダウンタウンからアッッパーウエストに向かって南東から北西に伸びている、マンハッタンを斜めに走っている広い道(まんまブロードウェイの直訳ですね。)です。よく「ブロードウェイミュージカル」と言いますが、あれは、ブロードウェイと42丁目が交差した辺り一体がミュージカルの本場で、そう呼ばれるのですが、ストリート自体はマンハッタンを串刺しにするように走っています。
これが、インディアンの知恵によるもので、今では割合と真っ平なマンハッタンですが、昔はもっと隆起のある土地で、風の向きや隆起にあわせて使いやすく通したのがブロードウェイだったのです。
今では想像もつかないのですが、その昔、ミッドタウンからアッパーにかけては一面畑で、今で言うダウンタウンがインディアンの居住区だったそうです。だから、あの辺りを「ビレッジ」と呼ぶのはそのときの名残なのだそうです。ちなみにチャイナタウンを東西に横切る通りに「カナルストリート(Canal St.)」というのがあるのですが、あれは当時、水路だったのが由縁だそうです。通りや地名には古今東西、意味のあるものなんですね。

そんな話をイーストビレッジを歩きながら、友達から聞いていたとき、彼がふと立ち止まって「ところで、あそこにあるのはハート」と道路を指差しました。その先には、雪の溶けた水溜りがきれいなハートシェイプを描いて、夜の灯りを反射していたのです。あまりの美しさに息を飲むと同時に、こんなに綺麗な自然の偶然になんとも言えない幸せな気持ちになりました。

彼はアメリカ人のアーティストで、抜群のセンスの持ち主です。彼の目が見る風景はきっと、私が何気なく見ている風景でも、いろんなものを捕らえているのでしょう。その後も彼と一緒に歩いていると、「ほら、あそこにもハートがあるよ」という瞬間が幾度かありました。

そしてそのことを彼はこういったのです。「ネイディブ・インディアンのスピリットが僕たちにハートを送ってくれているんだよ」と。なんと素敵な発想でしょうか。そうやって、彼は至るところに自然のスピリットを見つけてインスピレーションを受け、次々と芸術作品を作っているのでしょう。(ちなみに彼の作品には「スピリット・ガイド」というタイトルのとっても可愛いフィギュアもあります。)

もともとハートの形は好きなのですが、以来、私の中でハートシェイプは何かとても意味のあるものになってきました。

そして、旅の最終部分、オバマの就任演説のあとに、もう一人別のアーティストとの出会いがありました。

彼女は歌手として活躍していましたが、数年前に乳がんを患い、そのときに長年潜まっていたアートへの情熱が噴出し、木枝と石を使ったアート作品を作るようになりました。彼女に会うと、とても力強いエネルギーを感じます。本当に、彼らアーティストに共通しているのは、ものすごくポジティブで力強いエネルギーだなと思いました。そういうポジティブエナジーが作品を生み出し、作品たちに息を吹き込んでいくのでしょう。だから、人はその作品を見たときに何かを感じ、エネルギーを受け、感動したり、心を動かされたり、魅了されたりするのでしょう。

これは、日々の生活で人と交流をしていてもエネルギーの交流をするという意味で同じことなのでしょうが、改めてそのことを感じさせられる、何か目からウロコ的な体験でした。

彼女は、ペンダントやイヤリングなんかも作っていて、どの作品も独創的です。特に、ペンダントの芸術性は高く、中には相当自分に自信がないとペンダントに負けてしまうよ、というようなデザインもあります。きっと、アメリカ人はこういうものも使いこなしてしまうんだろうな。
あれこれ手に取ったり、鏡に合わせたりしていると、一つ一つの個性がはっきり立って見えてきます。フィーリングが合うなと感じるペンダントを一つ購入しました。それは、ジオード(Geode)と呼ばれる空洞のある石と小枝のコンビネーションでデザインされています。ジオードというのは、空洞部分には水晶がついていて、濃いグレーとも茶色ともいえない色合いに白い筋が溶け合っているなんとも神秘的な石です。そして、これは帰国後に気づいたのですが、このネックレスがよく見るとハートシェイプなのです。

最後までハートのシークエンスが見られた今回の旅でした。

でも、きっと、このシークエンスはそこで終わりじゃないんですよね。
きっと、これは、このままこれからずっとこのハートのシークエンスをつなげていきなさい。いろんな人とハートを分かち合い、その鎖をつなげていきなさいね、というメッセージを、あの、ダウンタウンのネイティブ・インディアンのスピリットが、くれたものなんじゃないか、と思ってます。
そして、そういう思いを忘れずに日々を過ごしていきたいなと強く強く思うわけです。

<参考>
ネイティブ・アメリカンの話をしてくれたアーティスト、アミールのサイト
http://www.myspace.com/amirbey
http://thenewtimesholler.com/index.html

木と石を使ったアクセサリーを作るアーティスト、バーバラのサイト
http://www.barbarasfraga.com/Earth_Jewelry.html

そして、NYでサックス奏者&作曲家&アーティストとして活躍していて、上の二人を私に紹介してくれた友人、Sacoちゃんのサイト
http://sacoyasuma.com/
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